商品別素材のご案内

形態 商品分類 商品名 表面+中間層+内面層の素材
チャック付き
スタンドバッグ
基本 クラフト クラフト+VMPET+PE
白色クラフト クラフト+VMPET+PE
ホワイト(マット) PET+VMPET+PE
ブラック(マット) PET+VMPET+PE
半透明(マット) PET+PE
透明窓 クラフト(窓付き) クラフト+PE
半透明和紙(ピーナッツ窓付き) PET+PE
デザイン ホワイトテラゾー(マット) PET+AL+PE
三方袋
(ドリップバッグ)
ドリップバッグ ホワイト(マット) PET+VMPET+PE
クラフト クラフト+VMPET+PE
ブラック(マット) PET+VMPET+PE

一般的なパウチ構造

パウチ断面図
パウチ型包装材は、通常、複数の層(レイヤー)で構成されており、各層は包装材の機能や性能を決定づけます。ここでは分かりやすくするため、実際には一体となっている素材を分離して図解しています。
多くのパウチは用途と必要な性能に応じて、表面(Outer Layer)+中間層(Barrier Layer)+内面(Inner Layer)の3層構造、または表面+内面の2層構造で設計されています。

各層の役割
1. 表面(Outer Layer)
 ・印刷・デザイン表現、耐久性強化
 ・主にWhite PET、OPPなどが使用されます
2. 中間層(Barrier Layer)※任意
 ・酸素・水分・光の遮断
 ・VMPET、アルミ箔、EVOHなどを使用
 ・必要に応じて省略可能
3. 内面(Inner Layer)
 ・内容物と直接接触
 ・熱接着および密封の役割
 ・PE(LLDPE)、CPPなどが一般的

2層構造と3層構造の違い
  ・2層構造:軽包装や簡易保護用途 → 表面+内面(バリア機能不要の製品向け)
  ・3層構造:酸素・水分の遮断、保存期間の延長 → 表面+中間層+内面(保存性の高い食品・香り保持製品・湿気に敏感な製品向け)

表面素材の比較

項目 クラフト 白色クラフト 半透明(マット) ホワイト(マット) ブラック(マット) 半透明和紙(マット) ホワイトテラゾー(マット)
写真
主な特徴 自然なマット質感、エコ感あり 白色トーンで清潔感あり 中身がほんのり見える上品な半透明素材 なめらかな質感、鮮やかな白背景 高級感あるマットブラック 和紙特有の繊細な質感、上品な透け感 クリーン&感性ある印象
印刷の発色特性 吸収性が高く、やや暗めに表現される傾向 発色がよく、鮮やかに表現可能 発色が淡く、内容物と重なって見える可能性あり 印刷の解像度が非常に高く、デザインがクリアに出る カラー印刷不可(箔押し専用) 柔らかな発色で感性ある雰囲気を演出 白マット表面により、鮮やかなカラー表現が可能
推奨用途 ティーバッグ、ナッツ類、ドリップバッグ、ナチュラル系製品 ミニマルブランド、コスメサンプル スイーツ、抹茶、ハーブなど中身の色も魅せたい商品 プレミアムブランド、鮮やかな印刷希望の商品 ラグジュアリー/ブラックコンセプト、シンプルロゴなど ハーブ、ナチュラルスキンケア、感性雑貨など 石鹸、ティーバッグ、パウダー、自然派アイテム
印刷時の注意 濃色デザイン推奨 明るい色だと色差が目立つため注意 内容物の色との干渉に注意 反射は少ないが高級感のある色表現が可能 箔厚みや位置調整が必要。細字・小文字は注意 微細な線や文字は避け、柔らかいトーンが◎ 柄とデザインの視覚干渉に注意

 

素材による膨らみ方・形状の違いに注意
パウチの素材特性により、膨らみ具合・張り感・折れやすさが異なります。

  • 例:クラフトは柔らかく自然な形に折れやすい → ふんわりとした印象に

      一方、PET系素材は反発力があり、カチッとした印象に仕上がります。 
      → 同じサイズでも素材により印象が異なるため、購入時にご確認ください。


中間層素材ガイド

パウチ中間層素材 (VMPET, AL)のご案内

スピードパックでは、軽くて柔軟性がありながら遮光性・防湿性の高い「VMPET(真空蒸着フィルム)」を中間素材に採用しています。

VMPETはアルミ箔よりも環境負荷が少ない素材です

  • パウチの中間層には主に VMPET(蒸着フィルム) または AL(アルミニウム)が使用されており、speedpackでは環境と生産効率を考慮し多くの商品でVMPETを採択しています。

 

比較項目 VMPET (蒸着フィルム) AL (アルミニウム)
環境配慮 ◎素材が薄く軽量 → 廃棄時の負担が少ない
 ◎生産時のエネルギー消費が少ない
× 高エネルギー消費
× 複合素材の分離困難
重さ/厚さ 軽量・薄型 → 輸送効率UP 厚く重いため資源消費多め
使いやすさ 印刷・加工適性良好、柔軟性あり 印刷・加工適性良好、柔軟性あり

1. VMPETとは?

  • VMPETは Vacuum Metallized Polyethylene Terephthalateの略称です。
  • PETフィルムにアルミを真空蒸着したフィルムで、「アルミ蒸着PETフィルム」とも呼ばれます。

2. なぜ「アルミ蒸着」なのか?

  製造工程において「アルミ蒸着」が重要なプロセス

  • 製造方法は「真空蒸着(Vacuum Metallization)」という方式を用いています。
  • 真空状態の中でアルミニウムを高温で蒸発させ、PETフィルムの表面に薄くコーティングします。
  • この工程では、アルミニウムが原子レベルで気化し、フィルムの表面に凝縮されます。

    物理的な特性はこのアルミ層によって決まります。

  • PETフィルムの上に、ナノメートル(nm)単位の極薄なアルミ層が形成されます。
  • 見た目にも銀色の光沢があり、金属のような遮光性や防湿性が生まれます。
  • 実際には金属ホイルのように見えますが、はるかに薄くて柔軟性があります。

3. VMPETの特徴および長所

特徴 内容
遮光性 光を遮断する効果があり、内容物を保護します
酸素/水分バリア 高い防湿性と酸素遮断性能を持ちます
軽量性 アルミホイルと比べて軽く、柔軟性に優れています
印刷適正 PETの特性により、印刷やラミネート加工に適しています

4. VMPETとアルミホイルの違い

  • VMPET: PETフィルムの表面に非常に薄いアルミ層を蒸着した素材
  • アルミホイル: 純粋な金属アルミニウムを薄く延ばしたシート
項目 VMPET アルミホイル
厚さ 数十〜数百nm 7μm〜50μm以上
柔軟性 優れている やや硬く、破れやすい場合がある
遮蔽性 適度にあり 非常に高い
価格 比較的安価 比較的高価
speedpack商品 クラフト/白色クラフト/ホワイト(マット)/ブラック(マット) ホワイトテラゾー(マット)


5. なぜ「アルミ蒸着」と呼ばれるのか?

  • VMPETの性能(遮光、防湿、酸素バリアなど)は、PETそのものではなく、アルミ蒸着層によって発揮されます。
  • そのため、市場では単なるPETフィルムではなく、機能性を強調してアルミ蒸着フィルムと呼ばれています。
  • 製造業や包装資材業界でも、この違いを明確にするために、「VMPET」または 「Aluminized PET」と表記されるのが一般的です。

内面素材のご案内

スピードパックのすべてのパウチ製品は、食品の安全性とシール適性を考慮し、 内面に LLDPE(直鎖状低密度ポリエチレン)素材 を使用しています。

  • LLDPEとは?

   ・ポリエチレン(PE)の一種で、柔らかくてしなやか、接着性とヒートシール性に優れた内面用フィルムです。

   ・食品包装に広く使用されている安全な素材で、 熱シール・保管・配送に適しています。


安全性および耐熱性

  • 一般的な常温/冷蔵保存に適しています。

※電子レンジの使用や高温殺菌には対応していないため、ご使用の際はご注意ください。常温でのご使用を推奨しております。


JFRL食品安全認証取得

  • スピードパックのパウチは、日本食品分析センター(JFRL)による包装材の安全認証を取得しており、食品包装用途として非常に安全であることが証明された製品です。
  • 食品、ティーバッグ、デザート、パウダー類など、
    さまざまな食品包装に安心してご使用いただけます。